honor9を使い始めて1年近く経過しました。
honor9の使用感であったり評価をしていきたいと思います。
honor9のスペックは?
発売から1年経過しましたのでスペック的には最先端を走るようなハイスペックとはいえなくなってきているかもしれません。
ですが、端末価格に対して高性能な端末であるという事実は揺らいでいないと思います。
では、以下のスペック表を軽くみてください。
honor9のスペック | |
---|---|
OS | android7.0(8.0アップデート確認済み) |
SoC(CPU) | kirin 960 |
CPUコア数 | オクタコア |
RAM | 4GB |
ROM(ストレージ) | 64GB |
microSD | 最大256GB |
充電ポート | USB Type-C |
バッテリー | 3200mAh |
Wi‐Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
bluetooth | v4.2with BLE |
テザリング | 〇 |
対応バンド | FDD LTE:1/3/5/7/8/19/20 TDD LTE:38/40 3G(W‐CDMA):1/2/5/6/8/19 |
指紋センサー | 〇 |
ディスプレイサイズ | 5.15インチ(1920×1080) |
カメラ | 1200万画素カラーセンサー+2000万画素モノクロセンサー |
イヤホンジャック | 〇 |
デュアルSIMデュアルスタンバイ(dsds) | 〇 |
honor9の使用感は?
これから記載される内容は完全に個人的な意見となります。
一部辛辣な表現もあるかとおもいますがあくまで筆者が感じた個人的な主観であり、他のみなさんがそう思っているかどうかはわかりません。記事の内容は参考程度に留めて頂く助かります!
では、いきますね!!
デメリットについて
スマホ本体がデカ過ぎる
*左は家に転がっていたiphone4sです
まず、パッと手に持った時に思ったのは、「本体がデカすぎる」ということです。
筆者は一般的に手がデカいほうだと思います。
手首の第一関節から中指の先まで19cmあります。なのに、タップしようと思った箇所に指が届かないことがあります。特にディスプレイ上部をタップした後に画面下部の「戻るボタン」を押そうとすると確実に届きません。
小指と薬指、それに親指を使って3回ほど下の方に持ち直してから戻るボタンを押すという一手間が必ず必要になります。これは慣れるまでは時間がかかりました。現在、サイズの小さいスマホご利用の方は使いづらさを感じてしまうかもしれません。
ただ、画面がデカいということは何も悪いことばかりではないです。
画面を2画面に分割しても見やすいですし、横画面での動画視聴は快適。特にサッカーの試合はかなり見やすくなりました。前のスマホ(iphone5s)だと選手が豆粒みたいでよく見えなかったのが、honor9の画面は人として認識できますからね(笑)
画面のデカさは一長一短あるなあと改めて思いました。
デフォルト設定時のスクロール動作の反応が悪い
デフォルト設定時のスクロール動作がちょっと厳しかったですね。
正直、初期不良かと思いました(笑)
スクロールしたときにタイムラグがあるというか、指の動作についてこれない感じがありました。思いっきりスクロールさせてもすぐ止まります。仮にiphoneのスクロールがボーリング場のレーンだとしたら、honor9(デフォルト設定時)のスクロールは、砂漠みたいな感覚でした。
正直、買った当初は失敗したなと思ってしまいました(笑)
さすがにこのまま使うのはストレスが溜まるので改善策はないかと色々ググりました。そしたら「開発者オプション」をイジるとマシになるという情報があったので、みよう見真似にイジってみたらこれがかなり改善。
開発者オプションをイジったあとなら、普通に検索したりする分にはかなり快適に使えると思います。
ただ、ゲームには向かないかな。
特にアクション系のゲームはキツイかもしれない。改善したとはいえ手への吸い付き感がiphoneと比べてまだまだ違和感を感じさせます。筆者はポケモンgoをやっているのですが、カーブボールがiphone使用時よりも明らかに遠くに飛ばない。クルクルさせているだけでも凄い違和感を感じます。
スペックがいいだけに、勿体ない部分なんですよね…。
au回線だと電波が拾いづらい
honor9はauの主要な電波が拾いづらくなっています。特に電話は受信できません。
UQモバイルなどのau回線をご利用の方はご注意下さい。
dsds機だけどSIM×2+SDカードの併用はできない
honor9はdsds対応です。SIMカードを2枚同時に挿して使えます。
当然、SIMカードが指せるスロットも2つ用意されているわけですが…なんと、そのうちの1つはmicroSDカードと併用スロットになっています。
このようにmicroSDカードが挿さった状態だと、SIMカードは1枚しか挿せなくなっています。
honor9の容量は64GBと多めですので、動画とか保存しない人はmicroSDが使えなくても問題ないとは思います。本体の容量がこれだけ多ければアプリだけで圧迫されることはまずないですからね。
dsdsとmicroSDを併用しようと考えていた方だけ気に留めて貰えれば大丈夫です。
急速充電はファーウェイ純正のみ
ファーウェイの急速充電は正直、早すぎてビビります。
1時間も充電すれば0%から70%くらいにはなっているイメージです。現在、iphone5s、6、SEらへんをご利用の方は絶対「はやっ」と口に出てしまうと思います。
ただし、問題もあります。それは、充電器、充電ケーブルがファーウェイ純正のでないと急速充電にならないことです。
市販の充電機で充電すると、急速充電ではなく普通充電になるので遅いです。それも「ほんとに充電してんのかよ」と思わず突っ込みたくなるくらいの激遅です(笑)
ファーウェイの端末が他にある場合は、充電セットが複数個ありますから持ち運びもしやすいと思います。一方でhonor9単体持ちだと持ち運びの際に充電セットを外したりつけたりしないといけません。なので、すごくめんどくさいことになります。
メリットについて
これまで散々こき下ろしてきましたが、honor9はかなり優秀な端末だと思います。
その理由としては、やはり販売価格に対しての性能が良過ぎます。
スペックはiphone8とほぼ変わらないですからね。RAM数もコア数も勝ってます。
この値段でこの性能の端末を使っていいの?と心配するレベルです。
では以下では具体的なメリットについても触れていきますね!!
RAM4Gで動作が軽い
私は超がつくほどのめんどくさがり屋です。
検索時のウインドウは100個以上開けっ放しですけど、それでも重くならないんですよね。RAM4G積んでいるだけあってサクサク動きます。常に2.7GB/4GBくらい消費していますがそれでもサクサク動作してくれます。
ただ、先ほども触れましたが、アクション系のゲーム用途だとおすすめできないかもです。
ゲームの処理速度はそれなりに早いです。ただ、画面内を高速でスクロールすると少し違和感があります。
普段ネットサーフィンに使っている分には気にならないと思うのですが、コンマ何秒とかが重要になるゲームで画面内を激しく動かすと感覚的に違和感を感じるかもしれません。そのような用途の方は避けたほうが無難だと思います。
dsds(デュアルSIMデュアルスタンバイ)機
honor9はdsds機です。
私がhonor9を購入しようと思ったそもそもの理由は、dsds機だったからです。元々はキャリアメールを温存させたいなと思っていてdsds機を探してたらhonor9にたどり着きました。結局2枚挿しはしていませんが、3G用のスロットがあるという点は大きなメリットの一つだと思います。
イヤホンジャックあり
honor9にはイヤホンジャックがついています。
最近の最新機種って、イヤホンジャックがついていない端末が増えてきてますよね。iphoneも「8」を最後にイヤホンジャックが撤廃されていますし、xperiaもXZ2から廃止されています。huaweiもmate20 proはついていません。
高性能なハイエンド機種はイヤホンジャック撤廃の流れができつつあるので、良スペックでイヤホンジャックありの端末は今後希少になるかもしれませんよね。
赤外線機能(スマートリモコン)あり
honor9には今時は珍しい「赤外線機能」がついています。
honor9はスマートリモコンのアプリが「標準」で入っていて、テレビやエアコンのリモコンを登録すると、スマホからでも操作できるようになります。
この機能のおかげでスマホとしての役目が終わっても、リモコンとしての役目を担うことができそうです。私のようにリモコンを元の位置に戻せない人は便利な機能だと思いますよ!笑
戻るボタンが物理キー
honor9は戻るボタンが物理キーになっています。
ナビゲーションキーはディスプレイ画面内に表示される端末が一般的かと思います。honor9はディスプレイ枠下の左、ホームボタンの左が「戻るボタン」になっています。
購入したばかりの時は正直違和感がありましたが、今は、むしろ気に入っています。画面内にナビゲーションキーが表示されないので画面が広く見えますし、誤クリックも減りました。
まとめ
honor9は値段の割にスペックが高くて、いい端末だと思います。
俗に言う「コスパがいい」端末だと言えます。
honor9は「ストレージの容量が多い」とか「充電がUSB-typeC」とか「写真がきれい」とか他にもメリットがたくさんありますが、メリットを語るには初期設定の問題を乗り越えてからになります。
デフォルト設定時の動作があまりにもクソなので自分で動作環境を整えられる人でないとクソ端末に成り下がると思います。やはり、「調整」が必要になります。
検索して調べて少し設定をいじるだけなのですが、それが面倒だという方は他の端末を検討したほうがすぐに使えていいのかもしれません。このひと手間を乗り越えられた人だけが、ハイエンド機種に負けない「コスパのいい」端末が手に入るといえるのかなと個人的には思いました。