無職の私はどこの格安SIM業者と契約するべきか考えてみた

無職の私はどこの格安SIM業者と契約するべきか考えてみた

無職で収入が途絶えた今、「キャリアに8000円支払っている場合じゃないないよな~」ということに気づき、格安SIMへの乗り換えを検討し始めました。

ところが、いざ乗り換えを検討してみると無職特有の壁が存在することがわかりました。

そこで今回は、格安SIM業者に求めたい無職特有の条件と、私が当時考えていた乗り換え候補についてお話していきたいと思います。

 

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格安SIM業者に求めたい無職特有の条件とは?

1.クレジットカードなしで契約できる業者

 
まず、格安SIM業者への支払いはクレジットカード払いに限定されていることが非常に多いです。

 
私と同じようなニート属性の方だとおそらくクレジットカードを持っておられない方が多いと思われます。
したがって、必然的にデビットカードや口座振替対応の業者から選ばないといけなくなります。

 

2.契約はネットで完結させたい

 

そして、次に契約方法についてですね。

契約については、実店舗での契約とネットでの契約、2種類ありますが、私は絶対にネットで契約したいと思っていました。

なぜなら、契約時に無職だとバレるからです(笑)

 
 
契約書には職業記入欄がありまして、実店舗で契約すると店員さんと対面しながら白い目で見られます。

契約さえ済んでしまえば、もう一生合わない店員さんかもしれませんが、さげすむような目で見られるのはやっぱり嫌ですよね。

一時の苦痛でも避けられるものなら避けたいところです。

そのため、できれば実店舗よりもネットで契約を完結させたいと思っていました。

 

3.キャリアメールを温存させたい

 
キャリアメールには学生時代の友人や同僚の連絡先を登録されている方も多いかと思います。

「格安SIMに乗り換える」ということは「キャリアメールを捨てる」ことを意味します。つまり、連絡先の変更をお知らせしなきゃならないですよね。

 
同士であるみなさんであれば、連絡を久々に取ったらどうなるかわかりますよね。

そうです。近況を聞かれる可能性が大です。「無職なのに近況なんて報告できるか!!」と思っているのは私だけではないはずです笑

「触らぬ神に祟りなし」です。キャリアメール温存の方向も探ってみたいところです。

 

4.月額通信料を最小限に抑えたい

最後は、通信料金ですね。

元々は通信料金を抑えるために乗り換えるわけで、ここが一番こだわりたい部分でもあります。

以上4つですね。この4つを元にいくつか乗り換えプランを考えてみました!

 

私が考えた4つのプラン

「無職クレカなし」という立場上、契約できる業者の選択肢が非常に少なくて困りました。
そんな中、私の乗り換え候補に挙がったプランをいくつか公開してみたいと思います。

 
乗り換え先候補

A.三大キャリアのガラケー+データSIMの2枚挿し
B.データ専用SIM(マイネオ)+SIMフリー機
C.ワイモバイルかUQモバイル+iphone
D.楽天モバイル

この4つのプランとなります。
 

さきほどの4か条に照らし合わせるとこんな感じです。

1.クレジットカードなしで契約できる業者を選ぶ →A.(B).C.Dプラン
2.契約はネットで完結させたい →B.Dプラン
3.キャリアメールを温存させたい →Aプラン
4.月額通信料を最小限に抑えたい →B.Cプラン

 
全ての要素を盛り込もうとすると、どこかの要素が零れ落ちてしまいます。やはり完全にカバーするのはキツイですね。
よって、いずれかの要素は諦めるしかないという結論に。

では各プランを細かく見ていきたいと思います。

プランA「三大キャリアのガラケー+データSIMの2枚挿し」

 
SIMフリースマホには、SIMカードを2枚挿ししながら同時に使える端末があります。

通話は1枚目のSIM、データ通信はもう一つのSIMというように使い分けられるわけですね。このような機能をdsds(デュアルSIMデュアルスタンバイ)と言います。

 
2台持ちを「1台にまとめられるスマホ」とイメージしてもらうとわかりやすいかもです。

プランAはこのdsdsに対応した端末に三大キャリアのガラケーSIMと格安SIMのデータSIMカードを2枚挿しして使おうという作戦になります。

 

2枚挿しする理由は「キャリアメールの温存」

 
そもそもなぜ2枚挿しするのかという理由ですが、これはキャリアメール温存のためです。
キャリアメールを温存するには、現在契約中の三大キャリアを維持する必要がありますよね。

三大キャリアの通信料金を下げたい。スマホ契約からガラケー契約に変更

 
とはいえ三大キャリアの通信料は高いです。そこで、ガラケーの登場です。

契約内容がスマホだと節約してもあまり効果がないのですが、スマホからガラケーの契約に変更すると、三大キャリアの契約でも節約可能です(通話条件はあまり良くない)

*auは3Gガラケーのサービスを終了することになりました。現在受付を行っていません。
ソフトバンクは2024年1月下旬、ドコモは2026年3月31日にサービスが終了することが決まりました。

 

ガラケーの契約にはガラケー専用端末が必要

 
ただしこの作戦。注意点もあります。それは、ガラケーの端末代が高いことです。

ガラケーの契約はガラケー専用端末がないと契約できないのですが、3大キャリアでガラケー端末を購入してしまうと、尋常じゃなく高いです。なので、三大キャリアでは買いません。ガラケーは自前で用意します。

オークションや中古ショップで購入したものを三大キャリアのショップに持ち込み、ガラケーの契約をしてもらいます。ガラケーの持ち込み契約の条件は細かいのでその点は注意ですね。

 

プランAのデメリットは余計なお金がかかること

 
プランAのデメリットとしては、キャリアメール温存に余計なお金がかかる点です。

格安SIMだけなら月額2000円程度で済むところ、そこにガラケー代が上乗せになりますからね。
正直、料金面で考えると、悩みどころ…。

プランAはとにかくキャリアメール温存を最優先に考えてみました。その分、どうしても通信費は高くついてしまいます。とはいえ、知り合いに連絡を取らずに済むメリットがあるのでどちらを優先するかという点で心が揺れますね(笑)
 

プランB「データ専用SIM(マイネオ)+スマホを自前で用意」

「キャリアメール」に加えて「電話番号」も捨てる決心がついたら、もう怖いものはないです。
とにかく安いSIM業者を選んで契約する。端末代も節約。それがプランBです(笑)

 
個人的に面白そうな業者だなと思ったのは、マイネオですね。

通信料が安いというのもそうなんだけど、余った通信量を翌月に持ち越せたり、通信量を他人にあげたり貰ったりできるので節約できていいなと思いました。ただし、ジョブ属性が無職だと黄色信号が点灯します。

 
なぜなら、マイネオの支払い方法は原則クレジットカード払いだからです。

 
マイネオのユーザーサポートには「デビットカードでは登録できない場合があります」となんとも中途半端な言い方がされています。

ダメもとで申し込んでみるのもアリですが、本当にダメだった場合に他の業者を探してもう一度申し込みし直す手間がかかります。せっかく頑張って手続きしたのに、もしダメだったら活力が奪われて嫌になりそう。これも懸念材料の1つですね…。

ちなみにプランBで利用する端末は、既存端末の流用、あるいは年末の家電量販店の福袋で済ませる、Amazonのサイバーマンデーなどで安い時に買う、という予定でした。

プランC「ワイモバイルかUQモバイルでiphone」

 
「少し高くてもいいから通信品質を優先させたい」「070、080、090から電話をかけたい」「型落ちでもいいから格安でiphoneが欲しい」そういう気持ちが強ければプランDの出番です。

型落ちiphoneが格安で手に入る

 
格安SIM業者の端末セット販売は、iphoneが割高、もしくはそもそもラインナップにない、場合が多いんですよね。

その一方で、ワイモバイルとUQモバイルは運営元がそれぞれソフトバンクとauです。三大キャリアで型落ちになったiphoneが在庫として流れてくるため、iphoneを格安で購入できる機会があります。

現状、私はどうしてもiphoneが欲しいというわけではないのですが、iphoneでもいいなと思う理由があります。

それは、iphoneの市場価値が異常に高いからです。

 
iphoneは自分で使わず売却してしまい、その売却益をあてに自分の欲しいandoroid端末を購入するのは結構ありだなと思いました。

iphoneの新品は高く売れるので、もしもandoroid端末で自分の欲しい機種がセット販売されてなかったら、iphoneを選択するのもありかなと。それで、新しく購入したandroid端末にワイモバイル、UQモバイルのSIMカードを挿して使うという感じです。

デメリットは、実店舗で契約しないといけないこと

 
オンラインからの申し込みはクレジットカード決済が求められます。

私のような「無職クレカなし」だと基本的にはネットから申し込めないんですよね…。(ワイモバイルなら申込書を電話で取り寄せる方法もあります。契約完了まで1~2か月かかりますけど・・・)

 
契約自体は実店舗まで行って店員さんとやりとりすればできますが、その際、職業や連絡先について突っ込まれる可能性があります。心をえぐられて「尊厳」を失う可能性があるのが怖いところ…。

無職の尊厳ってなんだよという問題は一旦置いておくとしましょうか(笑)

プランD「楽天モバイル」

 
もし、どのプランも上手くいかなったら、最後の駆け込み寺。楽天モバイルです。

楽天モバイルはデビットカードでの支払いが公式に認められています。無職ニートでも契約しやすい格安SIM業者の一つだといえますね。

楽天モバイルは楽天ポイントで支払える

 
楽天モバイルは通信料を楽天ポイントで支払えます。

ポイントを貯めるのがうまい方だと現金を使わずに回線を利用している方もいるようですね。ここが楽天モバイルの最高のメリットだと思う。

私も一応、楽天ポイントを貯めていますが、回線をタダで利用できる算段はもちろんつかないです。

 
マクナルドでハンバーガーとチキンクリスプ、コーヒーを買って300円。

楽天ポイントの還元率は100円で1ポイントなので1回で3ポイントを貯めるのが関の山です。この溜まり方では普通に通信料を払うのとほぼ変わらないですよね。なので、楽天モバイルは私にとってそこまでメリットがないかな、現状では…。あくまで最後の駆け込み寺的な位置づけです。

まとめ

  • クレジットカードなしで契約できる業者を選ぶ
  • 契約はネットで完結
  • キャリアメールの温存
  • 月額通信料を最小限に抑える

 

当記事では無職特有の判断基準について紹介してきました。そこに、

  • 端末代をできるだけ安く購入したい
  • 通信品質を優先したい

といった世間一般で検討される要素を加えたうえで、みなさんが納得できる業者を探してみてください。

 

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