paypayは処方せんの薬代にも利用できるのか?ドラッグストアで使えるか試してみた!!

paypayは処方せんの薬代にも利用できるのか?ドラッグストアで使えるか試してみた!!

コード決済は普段定価でしか購入できない商品を割引価格で購入できる場合がありますよね。

中でも、最近私が1番注目していたのは、処方薬。

 
調剤薬局のあるドラックストアに処方せんを持っていけばキャッシュバックが受けられるのではないかと思ってしまったわけですね。

そこで今回は、paypayで決済するメリットをお伝えしつつ、処方せんに対してpaypayが利用できるのか試してきました。

 

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paypay払いによる特典とは?

paypayチャンスで全額キャッシュバックの可能性あり

 

paypayチャンスは終了しました。

現在は別のキャンペーン「まちかどpaypay」が開催されていますが、
こちらは消費者還元事業者でかつ、還元が5%となる店舗でのみ適用される模様。

ドラッグストアはほとんど消費者還元事業者ではないため、1000円を上限とした1/20の抽選は受けられない可能性が高いです。
 
 

まず1つ目は、薬代が全額キャッシュバックされる可能性がある点ですね。

paypayで決済を行うと「paypayチャンス」という全額キャッシュバック抽選を受けられます。当選率1/20の抽選に通過した暁には、なんと薬代全額分がpaypay残高に戻ってきます。

 

ただし、1回の決済での還元額は1000円までが上限となります。薬代が1000円を超える場合は、キャッシュバック額が1000円になりますのでご注意ください。

1か月の付与上限額の合計が30000円を超えている場合はもらえません

全額抽選にハズレても3%1.5%キャッシュバック

 

paypayの凄いところは「全額抽選にハズレても3%キャッシュバック」が受けられる点です。

*キャッシュバックが1.5%に改悪されました。
 

paypayの支払い方法は3通りありまして、

  • paypay残高(銀行からチャージ)
  • yahooカード
  • その他のクレジットカード

 

このうち、paypay残高からの支払い、もしくはyahooカードで支払うと3%1.5%のキャッシュバックが受けられます。

3%の還元には上限額があります。
「1回のお支払いにおける付与上限」:15,000円7500円相当
「1カ月の付与合計上限」:「特定サービス利用特典」の付与分と合算して30,000円1500円相当
詳しくはpaypay公式サイトにてご確認ください

実際に利用してきました

 
調剤薬局の支払い方法にpaypayがあったのでお願いしたところ普通に利用できました。
 

健康保険を使うとキャッシュバック額はどうなった?

 

結論からいいますと、健康保険が適用された後の価格で反映されていました。

例えば、薬代が3000円、健康保険が3割負担だとします。すると薬代の実費負担は900円ですから、900円の支払いに対してキャッシュバックが行われていました。

筆者の実例をご紹介

 
というわけで、筆者が実際に利用してみた例もご紹介したいと思います。
まずは、以下の画像をご覧ください。
 

こちらの画像はロキソニン(痛み止め)と、胃薬を購入した時の領収書です。
合計2800円の、国民健康保険3割負担で840円請求されていますね。

ドラッグストアで請求された額は840円。
paypayで支払うのも840円。

 
paypayで支払うと「全額キャッシュバック」の抽選を自動的に受けていますので・・・
 

 
当選すると、このように840円全額分キャッシュバックされます。
薬代タダはさすがにヤバい(笑)

 
現在は1.5%分がキャッシュバックされると思われます。

全額キャッシュバックの上限額は1000円分までだけど・・・

「一回の決済で最高1000円までしかキャッシュバックされないのかよ・・・少なっ!!」

と感じた方もいるかもしれません。

 
しかし、一般的に処方される薬で、しかも健康保険が適用された後に支払う額ってそこまで高額にならない場合が多いと感じます。

 
 
筆者はロキソニン以外に湿布もよく処方してもらっています。

整形外科医に「処方できる最大の量でお願いします」といって出てくるのが、シップ5枚入り8袋分(1か月分)。

こちらのお値段2510円のところ国民健康保険3割負担で750円でした。

 
 
「どの処方薬も安い!!」と一概には言えませんが、一般的な薬で1~2週間分の処方だと保険適用で1000円以下の支払いになることも多いです。

ロキソニンとシップを同時に処方してもらった場合は1000円を超えていますが、それでも抽選に当選していたら薬代の6~7割は返ってくる感じですね。

 
どちらにせよ、当たったらうれしい額に違いはありません(笑)

ドラッグストアでpaypayで支払う流れとは?

 
では、実際にpaypayで支払う流れについて解説したいと思います。
 

処方箋を渡す

会計までの流れは基本的に一緒です。

「処方箋を渡す」→「待つ」→「呼ばれたら会計」→「会計時にコード決済(paypay払い)」
という流れです。

会計時にpaypayで支払うと告げる

 
会計に呼ばれましたら「paypay払いでお願いします」と告げればOKです。

paypayでの支払いは、バーコード決済とQRコード決済の2パターンがあります。各ドラッグストアごとに対応している決済方法が異なるため注意が必要です。
 

今回お邪魔させて頂いたスギ薬局さんはバーコード決済に対応している店舗でした。そのため、スマホにバーコードを表示させて、店員さんに読み込んでもらいます。

 
バーコードを表示させるには、paypayアプリを起動させ中央下の「支払う」ボタンを押すとバーコードが表示される画面になります。
 

 
表示されたバーコードを読み込んでもらったら決済が完了します。

なお、決済完了時は端末から「ぺいーぺーい♪」という恥ずかしい音が発生します。初めて利用する方はびっくりするかもしれませんが、他の人も平然と使っていますので気にしないようにしましょう!!(笑)

 

なお、paypayでの支払いはドラッグストア独自のポイントカードとも併用可能でした。今回で言えば、paypayで支払う前にスギポイントカードを提示すればOKです。

paypayはどこの薬局で利用できる?

 
さて、次にどこのドラッグストアで利用できるのかという問題ですね。

処方箋に対してpaypayが利用できる店舗を調べてみたのですが、ネット上だけでは情報が集められませんでした。
申し訳ありませんが、みなさんのお近くの店舗にて処方箋にpaypayが利用できるかお問い合わせください。

*以下のリストはあくまで
①処方箋を扱っている+②paypayが利用できる
ドラッグストアのリストです。

飲料水やお菓子を買う時はpaypayが使えるけど、処方箋(調剤)に対しては使えないとする薬局も含まれています。処方薬にpaypayが利用できるかは各自でお問い合わせください。
 

  • アインズ
  • アカカベ
  • ウェルシア(ハックドラッグ、ダックス)
  • ハッピードラッグ
  • マルエドラッグ(マルエ薬局とは別?)
  • キリン堂(サーバ薬局)
  • クスリのアオキ
  • コクミン
  • ココカラファイン
  • ドラッグ新生堂・くすりのハッピー
  • サンドラッグ
  • スーパードラッグアサヒ
  • スギ薬局
  • ジョヴィ
  • セイムス
  • ドラッグストア セキ
  • トモズ
  • ドラッグイレブン
  • ビックドラッグ
  • コジマドラッグ
  • V・ドラッグ
  • ハシドラッグ
  • Pupuleひまわり
  • 薬王堂

 
このように、paypayに対応しているドラックストアはたくさんあります。ですが、処方薬に対してpaypayを利用できるかまではよくわかりませんでした。

ちなみに、マツモトキヨシ、ゴダイ薬局、ツルハドラッググループ(ツルハドラッグ、ウォンツ、くすりの福太郎、ドラッグストアウェルネス、くすりのレデイ、レデイ薬局、杏林堂スーパードラッグストア、杏林堂薬局、B&Dドラッグストア)は処方箋は対象外との記載がありました。

 
なので、事前に

  • 処方箋に対してpaypayが使えるのか。
  • ドラックストアに調剤薬局が併設されているのか。

このあたりをご確認ください。

ちなみに筆者の近くのドラッグストアでは、ウェルシアとスギ薬局は処方箋にpaypayが使えました。

ご参考までに。

【番外編】処方せんは必ずドラッグストアに持っていくべきとはいえない

「今までの話はなんだったんだ」となりかねない話なのですが、
処方箋はドラッグストアに持っていけば安くなるというわけでもないという話もしておこうと思います。

そもそも薬代は点数によって値段が決まっています。

明細書を見ると、よくわからない点数が色々と書いてありますよね・・・

実はこの合計点数(青)が多いほど薬代は高くなります。

*(1点10円。計280点で2800円。3割負担で840円でした)

薬の点数が低くなる条件とは?

薬の価格は薬の種類だけで決まっていません。
他の条件も加味されて決まります。

では、どのような条件を満たすと薬の点数は低くなるのでしょうか。

病院に近い薬局へ行く

 
病院から近い薬局は薬の点数が低く設定されています。

病院の中にある院内薬局と病院の外にある院外薬局では院内の方が薬の点数は低くなります。
また、病院の外というくくりの中でも、病院の目の前にある門前薬局と遠方にある一般薬局とでは目の前にある門前薬局の方が薬の点数が低くなるようです。

安      高
院内薬局 ←→ 院外薬局
門前薬局 ←→ 一般薬局

つまり、病院から近い薬局ほど安いというわけですね。
具体的な点数で言えば、近い薬局だと25点、遠方の薬局だと40点ほどで設定されているようです。

規模の大きい薬局に行く

 
また、規模の大きい薬局は薬の点数が低く設定されています。

お客さんから処方せんを受ける回数が多い薬局ほど薬の点数が低くなる決まりがあり、
規模の大きいチェーン店や特定の病院から処方せんが集中している薬局などは薬の点数が低くなる傾向があるようです。

 
 
以上をまとめますと、病院から遠いドラッグストアだと余分な点数が加算されます。
スマホ決済は魅力的ではありますが、ドラッグストアで必ず会計すべきともいえないのが現状です。

まとめ

  • 処方せんに対してドラッグストアでpaypay払いは可能
  • スマホ決済のためにわざわざ遠方のドラッグストアに行くのは要検討

 
理想は、

病院の近くにある規模の大きい薬局で、
paypayなどのスマホ決済が利用できると最高ですね。

ペイ払いのキャンペーン等を吟味しながら、上手くドラッグストアを利用できるとお得に決済できるように思います。

 

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