格安sim業者に電話番号を変えずに乗り換えるには、MNP予約番号が必要になります。
今契約している携帯電話会社(au)からMNP予約番号を発行してもらい、取得した番号を格安sim業者に届け出なければなりません。
では、そのMNP予約番号とやらはどのように取得すればいいのでしょうか? 当記事ではMNP予約番号を取得する方法について取り上げてみたいと思います。
MNPの取得方法とは?
auでMNP予約番号をもらう
MNP予約番号を取得するにはまずauに問い合わせる必要があります。問い合わせ方法については以下の3パターンがあります。
- 電話
- ネット(ガラケーのみ)
- auショップで取得
ただし、この作業。ちょっと嫌だなって思いませんか?
MNP予約番号の取得は「今後auとは契約を結ばないよ」と宣言する行為でもあります。できればauの人とは接触しない方法でサラッと手続きを終えたいところですよね。
現在ガラケー契約者であればそれが可能です。ネット(ezweb)から申し込みができます。
おめでとうございます。
ただし、スマホ契約者は電話をかける方法しか用意されていない
現在スマホで契約している方でMNP予約番号を申し込むには、
- 電話で申し込む
- auショップで直接申し込む
の2択となります。
スマホ利用者の方はどちらにせよ、auの人と直接話をつけなければなりません。
普段の生活で携帯電話会社とやり取りする機会はそう多くないと思います。他人との交渉事に苦手意識をお持ちの方はなんとなく怖いと感じてしまいますよね。
しかし、格安SIMに乗り換えるにはここは頑張るほかないです。
何が何でも予約番号をゲットしていきましょう。
MNP予約番号発行に必要なもの
- 電話番号
- 暗証番号(4ケタ)
- 身分証明書(auショップでの手続きの場合)
自分の電話番号、暗証番号を覚えていれば特に必要な物はありません。
私が電話を掛けたときは一応MNP予約番号を控えるために紙とペンを用意しておきました。とはいえ、手続きが終わった後にauから予約番号が記載されたメール(SMS)が送られてきました。
心配な方は一応控えておくといいと思います。
電話でMNP予約番号を取得する!
こちらに電話をかけると、まず自動音声ガイダンスが流れます。 MNPの手続きが始まるように電話番号のボタンをポチポチ押しながらすすめていきます。
自動音声ガイダンスをすすめていくと、最後にオペレーターの人に電話が切り替わります。そこで「MNPの予約番号を発行して欲しいんですけど…」と交渉することになります。
オペレーターとのやり取りはどんな感じだった?
筆者がオペレーターとやり取りした時は以下のように進みました。
・電話の要件を確認される
MNP予約番号の発行が目的か聞かれました。
・名前や生年月日、電話番号などを確認される
本人かどうか確認されました。
・MNPに伴う注意事項と事務手数料の話をされる
MNPの予約番号の有効期限は15日間で切れる、回線が移るとauのポイントが失効する、MNPの事務手数料で3240円かかるなどの説明を受けました。
・MNPでauから移る理由を確認される
MNPで移る理由を聞かれました。
ちなみに私は「友人が他社に移ったので私も移ると決めた」的なことを言いました。月額料金が高いからなんて正直に答えてしまうと、「プランの変更で安くなる可能性がありますよ〜」と営業されて面倒くさそうですからね。
もちろん本音は月額料金が高いからなんですけど、そこはね(笑)
・現在利用している機種端末を確認される
現在利用している機種端末を確認されました。
「お客様の機種の方は…ええ〜iphone5sをご利用頂いているんですね。機種的にはそろそろ変え時ではありますよね…。」という具合に。
こちらからは何も告げていないのに3年以上前に契約した端末情報がバレてました。嘘はつかない方がいいかもです。
・mnp先で機種変更の予定があるか聞かれる
MNP先で機種変更する予定があるか聞かれました。正直、「auには関係なくね?」と思いましたが、今使っている機種が古い機種だとバレていたので、潔く変更する予定だと答えました。
するとやっぱり勧誘がきました(笑)
もしauに残ってくれたら機種代金をキャッシュバックするから…と引き止めにあう
ネット上で事前にこういうことがあることは知っていましたが、まさか本当にくるとは…!
正直、これを全部聞いてる時間がもったいないし、断りづらい感じになったら嫌だなと思っていたら…強引に誘導してきました。
キャッシュバックの案内窓口に強引に繋がれそうになる
キャッシュバックの案内を聞いてからでも…みたいな話をされて勝手にキャッシュバックの窓口に繋がれそうになりました。
なので、自分の意思をしっかり伝えました。
「友人が他社に移ってしまったので移りたい意思は変わりません」と。
窓口の方も「なんだその嘘くさい理由は…」とおそらく思っていたはずですが、そんなことは関係ありません。相手につけいられる隙を与えない理由であればそれでいいはずです。
すると、オペレーターがようやく観念してmnpの窓口に繋げてくれました。面倒くせー!!
MNPの手続窓口に繋げてもらう
MNPの手続窓口に繋げてもらったら、もう勝ちです。むしろ最初からここに繋がるべきなんじゃないかな…
MNPの予約番号を教えてもらって終了です。
私はこのような流れで進みました。引き止めポイントが貰いたい方は他社に移る気配を臭わせながら、ポイントを上手くゲットすればいいと思います。
ただし、取得したポイントは、機種変更時にしか使えないポイントなので、auwalletにチャージしたりはできないようです。また、ポイントを貰って即解約すると、違約金の支払い+ブラックリスト入りで痛い目を見るかもしれません。行う際は気を付けてくださいね。