このような理由でワイモバイルへの乗り換えを検討されている方もいるのではないでしょうか?
ワイモバイルは、ソフトバンクの低額料金向けサービスという位置づけです。ソフトバンクの回線と同じものを利用しているので乗り換えた時の違和感はほとんど感じないと思います。
当記事では、初めてワイモバイルに乗り換える方向けに手順を紹介する記事となっています。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリットとは?
キャッシュバックの還元が受けられない
ソフトバンクからワイモバイルへの「乗り換え」はMNPではなく「番号移行」と呼ばれています。これはワイモバイルがソフトバンクの「サブブランド」という位置づけで実態は同じグループ会社だからです。
ソフトバンク側からすると通信料金の高いソフトバンクユーザーを通信料金の安いワイモバイルに流したくないわけです。
そこで、ソフトバンクは自社ユーザーをワイモバイルに移らせないため、自社からワイモバイルに移るユーザーの待遇を相対的に下げ、他社(ドコモ、au)からワイモバイルに移ってくるユーザーを優遇しています。
ではソフトバンクからワイモバイルへ移るとどのような不遇が待っているのでしょうか。
端末のセット購入が高くなる
ドコモ、auからワイモバイルに乗り換える場合は、割安な「乗り換え」価格で購入できます。
しかし、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合は会社名が変わっているにも関わらず、やや割高な「機種変更」と同じ料金を取られます。
差額にして、月々500円(税抜き)×24ヶ月!!!
ソフトバンクからの乗り換えは、auやドコモからの乗り換えと比べて「トータルで12000円も余分に支払わなければならないのです。
SIMのみの契約時に特別割引が対象外になる
SIMのみの契約でも同じです。
ドコモ、auからワイモバイルに乗り換える場合は特別割引が適用されます。この特別割引は契約から24ヶ月間基本料金の割引を受けられるサービスです。
SIM単体契約特別割引
料金プラン | 割引額 |
---|---|
スマホプランS | 400円×24ヶ月 |
スマホプランM | 600円×24ヶ月 |
スマホプランL | 600円×24ヶ月 |
ドコモ、auからの乗り換えならSプランは9600円、MLプランなら14400円割引になります。しかし、ソフトバンクからの乗り換え(番号移行)では、この特別割引が対象外となってしまいます。
なんか損した気分になりますよね~
ただ、ソフトバンクで契約し続けるよりは、ワイモバイルに乗り換えた方が圧倒的にお得なのは間違いないです。なので「ソフトバンクの回線が気に入っている」「ワイモバイルの通話無料10分が魅力的」と感じている方は、この機会に乗り換えてみるとよいのではないでしょうか!!
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリットとは?
月額通信量が半分以下に!!
ワイモバイルの料金表は実にシンプルです。
スマホ用のプランは「スマホプラン」の1種類しかありません。
ではワイモバイルの料金表をご覧ください!
料金(税抜) | データ容量 | 無料通話時間 | |
---|---|---|---|
スマホプランS | 2980円(1年目1980円) | 2GB(2年間は3GB) | 1回10分以内 |
スマホプランM | 3980円(1年目2980円) | 6GB(2年間は9GB) | 1回10分以内 |
スマホプランL | 5980円(1年目4980円) | 14GB(2年間は21GB) | 1回10分以内 |
スマホプランには、通信容量の異なるプランが3種類あります。
やはり、1番気になるのは最安プランではないでしょうか!?
ワイモバイルの最安プランは月額2980円(1年目は1980円)です。ソフトバンクでは通信費に毎月7000円~8000円支払っている方が多いかと思います。
しかし、ワイモバイルに乗り換えれば通信費を半額以下まで削減できますね!
一方で、他社の格安SIMの料金表と見比べるとワイモバイルは少々見劣る価格設定ではありますが・・・ご安心ください。ワイモバイルはここからさらに割引くことが可能です。
下取り→機種ごとに設定された割引額が適用(私が下取りに出したiphoneは2年間月々756円割引でした!)
このように、割引を適用させたら月額料金はかなりお安くなります!!
通信品質が高い反面、通信費が高いと言われがちなワイモバイルですが、料金面もなかなか健闘しているのではないかなと思います。
ソフトバンクのスマホをそのまま使える可能性が非常に高い
ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を利用しています。
そのため、ソフトバンクで購入したスマホをワイモバイルでそのまま利用できる可能性が非常に高いです。
もし、ワイモバイルで新しいスマホを購入すると端末代が余分にかかってしまいます。例えば、端末が比較的新しく人気のあるスマホだと、月々のトータルの支払い額は、
このような形になることが多いと思います。
ところが、ソフトバンクのスマホをそのまま使う方は、新しいスマホを買わずに済みます。
端末代を節約できる点が大きなメリットとも言えますね。
オンライン上からMNPで乗り換える方法とは?
ソフトバンクからワイモバイルにMNP(今の電話番号をワイモバイルに引き継がせる)で乗り換える方法についてお話していきます。
オンライン上からMNPで乗り換えるには、下記の流れですすめていきます。
2.ワイモバイルへ契約を申し込む(MNP予約番号を伝える)
ではいきます!!
1.MNP予約番号を取得しよう
電話番号を引き継がせるための手続きを行います。
具体的にはソフトバンクにてMNP予約番号を発行してもらいます。
MNP予約番号ってなんだっけ?
電話番号を維持したまま乗り換えるには、MNP予約番号が必ず必要になります。
MNP予約番号は今の電話番号を維持するために使う「引き換え券」のようなものです。ソフトバンクで予約番号を発行してもらい、ワイモバイル側に提出することで今の番号を引き継がせることができます。
これから、MNP予約番号を発行する方法についてお伝えしていきますが、その前に一つだけ注意点があります。
乗り換え元の名義と乗り換え先の名義人を揃えておこう
MNP予約番号を発行する前に名義人を揃えておきましょう!!
電話番号を維持したままワイモバイルに乗り換えるには、転出元(ソフトバンク)と転出先(ワイモバイル)の名義が一致していなければなりません。
例えば、ソフトバンクでは父親名義、ワイモバイルでは息子名義に変更して乗り換えたい場合。
このままでは転出元と転出先の名義が揃っていないのでMNPの手続きができません。
- ソフトバンクで息子名義に変更してから乗り換えるか
- 父親名義のまま乗り換えて後でワイモバイルで名義変更をするか
どちらかの方法で名義を統一してから申し込まなければなりません。
では、MNP予約番号の取得方法についてお伝えしていきます。
ソフトバンクでMNP予約番号を取得しよう
ソフトバンクからMNPの予約番号を取得するには2通りの方法があります。
- ソフトバンクショップに行く
- 電話
MNP予約番号の取得は、言ってしまえば「ソフトバンクと解約するよ」と宣言するものです。
直接、ソフトバンクショップに赴けば当然「ソフトバンクに残ってくれ」と引きとめれれますし、顔を合わせている分、断りづらく感じるかもしれません。気まずいです・・。
そのため、MNP予約番号の取得は電話番号での取得をオススメします。
なお、電話で予約番号を取得しても結局ソフトバンク側からは引きとめに遭います。
対面していない分、まだ気が楽ですけどね。
ただ「話だけ聞いてみようかな」とズルズルしていると、あちらのペースに間違いなく引きずり込まれてしまいます。断るところはしっかり断るように意識しましょう。
見事、乗り切ったあかつきには「MNP予約番号」を教えてもらえます。だいたい10分程度はかかったと思います。
MNP予約番号を取得したら2日以内にワイモバイルに申し込もう
引きとめ攻勢を掻い潜り、無事、予約番号を取得できましたでしょうか。みなさん。お疲れ様です(笑)
でも安心するのはまだ早いです。
MNP予約番号には15日間の有効期限がありますが期日をまるまる使えるわけではありません。
ワイモバイルオンラインではMNP予約番号を取得してから2日以内に申し込まないといけない決まりがあります。
なので、予約番号取得後は忘れないうちに申し込みを済ませておきましょう。
2.ワイモバイルと契約する!
ワイモバイルの契約申し込みは実店舗とインターネットどちらでする?
みなさんは街中でこのような建物を見たことがないでしょうか。
これがワイモバイルショップです。ワイモバイルはソフトバンクが運営しているということもあり実店舗を構えて営業しています。
ワイモバイルで契約するには、実店舗から申し込むか、インターネットを利用して申し込むか、どちらかになります。
どちらで契約するにも一長一短ありますので、皆さんに合う方法で契約しましょう。
実店舗から申し込むデメリット | オンラインから申し込むデメリット |
---|---|
・不要なオプション勧誘を受ける | ・クレジットカードが必要 |
・頭金(店舗限定の事務手数料)がかかる | ・当日中にはワイモバイルに切り替わらない |
・待ち時間が長い |
どちらが良いかは人それぞれです。人によって必要なサービスが違いますからね。ただ、手数料という観点で比較すればオンラインに分があります。
実店舗での契約は「頭金」という名目で「事務手数料」が3000円~10000円ほど取られます。本来の「頭金」の意味ではないため私たちの支払額が減るわけではありません。ただ単に、手数料が取られるだけです。
この「謎の」手数料から逃れる方法は2つ。
オプションへの加入を条件に頭金が免除されるケースがあります。ただ、「オプションへの加入」=「余計なお金を支払う」ですからあまり意味がないんですよね。
もう1つの方法はオンラインからの申し込みです。
オンラインから申し込めば頭金を請求されることはありません。
余計な手数料、余計なオプションを付けたくない方はオンラインから申し込むと幸せになれます。
オンラインからワイモバイルに申し込む
MNP予約番号の取得が済みましたらワイモバイルと契約を済ませます。
では、下記のリンクからワイモバイルの公式ページを開いてください。
公式ページを開きましたら端末の選択画面が出てきます。みなさんが希望する端末、あるいはSIMを選んですすめてみてください。
詳しい申し込み方法についてはこちらをごらんください。
ワイモバイルから郵送されてくるのをジッと待つ(今のスマホの回線が切れるまで商品を開けない!!
あとは、ワイモバイルから商品が届くのを待つだけです。
回線の切り替えは、商品が自宅に届いた翌日にワイモバイル側で自動的にしてくれます。
今使っているスマホの回線が切れたらワイモバイルのスマホが使えるようになりますのでそれまではジッと待ちましょう。
ここで1つだけ注意事項があります!!
今使っているスマホの回線が切れるまでは、商品の箱を絶対にあけないようにしてください。もし契約が結べなかったときに商品の返品ができなくなってしまいます。
商品が届くとワクワクしてつい開けたくなってしまいますが、万が一のことも考えてグッと堪えましょう。
浦島太郎みたいに箱を開けてから後悔しても遅いですからねー!!
ソフトバンクからワイモバイルにMNPする方法まとめ
申し込みと契約時の注意点についてはここまでです。
SIMのみで契約した方は商品が届き次第、端末の初期設定(APN設定)を行う必要があります。
手元に商品が届いてからでないと設定ができないのでこの記事はひとまずここで終わりにしたいと思います。
みなさんも月額通信費を削って日々の生活を少しでも充実させていきましょう!!
ようこそ、キャリアの月額通信費1/2以下の世界へ!!