とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ワイモバイルとの契約ではたしかに1年目は月額1980円で利用できます。しかし、2年目以降は実質的な「値上げ」となります。
ワイモバイルの料金設定は通話料金コミコミ価格とはいえ、格安SIMの料金プランと比べるとやはり「お高め」と言わざるを得ません。
では、ワイモバイルの通信料金はどの程度高くなってしまうのでしょうか。1年目、2年目の料金設定を比較してみたいと思います。
ワイモバイル1年目と2年目の通信料金を比較
ワイモバイルのスマホプランの料金設定は以下の通りです。
比較対象 | 1年目 | 2年目 | 3年目以降 |
---|---|---|---|
スマホプランS | 1980円 | 2980円 | 2980円 |
スマホプランM | 2980円 | 3980円 | 3980円 |
スマホプランL | 4980円 | 5980円 | 5980円 |
1年後の通信料金は?
ワンキュッパ割が1年で切れる
1年目、2年目の料金設定の違いはこの「ワンキュッパ割」が影響しています。
「ワンキュッパ割」とは、契約から1年間だけ月額料金が1000円割引となるオプションのことです。1年目はワンキュッパ割が適用され、2年目からは適用されなくなります。そのため、1年目は安く、2年目が高くなります。
形式上は割引がなくなり元の通常料金に戻るだけなのですが、やはり、途中から支払いが増えるので「値上げ」という印象が強く残ってしまいます。
CMで「ワンキュッパ♪」「ニャンキュッパ♪」とか宣伝しているのも罪深いと思います笑
2年後の通信料金は?
2年目以降は月額料金の変化はない
2年目以降の月額料金に変化はありません。
スマホプランSであれば、2年目以降は2980円で固定です。
端末代は別にかかる
月額料金の支払いは通信料金だけではありません。
端末代金も考慮する必要があります。
スマホ本体を分割24回払いで購入すると、月額料金に上乗せされる形で毎月請求されます。仮に通信料金が1980円だったとしても、端末代金の分割分が1000円近く加算される場合があります。
次回の乗り換えは2年後が目安になる理由とは?
契約更新月が2年ごとに訪れる
ワイモバイルの月額料金は、契約から1年後に+1000円となります。できれば通信料金が上がる前のタイミングで乗り換えたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ワイモバイルでは2年単位の契約が一般的です。2年以内に途中解約すると違約金として1万円ほど取られてしまいます。
違約金を発生させずに乗り換えるには、契約から2年後に訪れる「契約更新月」で乗り換えるしかありません。
データ増量オプションの無料期間も2年間で切れる
契約時から無料で使えていたデータ増量オプションも2年間で無料期間が終了します。
3年目以降も引き続きデータ増量オプションをつけたい場合は、オプション料金として月額500円支払う必要があります。
端末代金の支払いも契約から2年間で完済できる
分割払いで端末を購入する方は多いと思うのですが、その分割払いも2年間で完済します。
途中での解約は、端末代金の残債を一括で精算するか、今まで通り毎月支払っていかなければなりません。
下取り割引も2年間で切れる
ワイモバイルの下取り割引も2年間で切れるのが大半です。
ワイモバイルの下取りは、下取り額が現金で貰えるわけではありません。
月額料金の割引に充てられます。機種ごとに「月額〇〇〇円割引×何ヶ月」と決まっていて、最長2年間継続します。
iphoneの下取りだと、よほど古い機種以外は割引が24ヶ月間適用される場合が大半です。
もし、途中で解約してしまうと、この下取り割引が途中で打ち切りとなり、本来の下取り価格から目減りする形となります。
まとめ
1年目はワンキュッパ割で1000円の割引が受けられますが、2年目からは通常料金に戻るため、1000円上がったように見えてしまいます。
スマホプランSなら1年目1980円、2年目2980円なので、1年平均で月額2500円。この料金設定が高いと感じるか否か…ここがワイモバイルを選択する1つのポイントとなるのではないでしょうか。
記事内で下取りについて触れましたが、幸いにも、ワイモバイルでは月額料金の割引サービスが充実しています。通信料金が高い分をいかに、割引分で下げられるかという点も大切です。