ワイモバイルの下取りは、契約時に端末が引き取られる変わりに、月額料金が最大24ヶ月間割り引かれる仕組みとなっています。
買取業者のように現金化できないところはデメリットとなりますが、下取り額は中古相場価格とのズレがあります。そのため、お得に売り払える場合もあります。
そんなワイモバイルの下取りですが、下取りに出すには条件があります。
それを今から確認していきたいと思います。
ワイモバイルの下取り条件とは?
ワイモバイルの下取りプログラムを利用するには以下の条件を満たす必要があります。
契約の条件
- ワイモバイルと契約する(新規、mnp、機種変更、契約更新)
- スマホプランS/M/Lで申し込んでいる
- ワイモバイル契約の翌月までに下取り申し込みをする
スマホプランS/M/Lというのは、通話料、通信料がコミコミ価格となったスマホ用のプランです。ワイモバイルに乗り換える方はスマホプランで契約してから翌月までは下取りに申し込めます。
端末の条件とは?
下取り対象機種であること
端末の条件については、まず、みなさんの端末が下取り対象機種でなければなりません。
iphoneやGalaxy、Xperia、Nexusなどの機種を取り扱っています。詳しい対象機種については、ワイモバイル公式サイトにて掲載されています。
ちなみに公式サイトでは、下取り対象機種に加えて下取り額も掲載されています。
同じシリーズであってもナンバリングが1つ違うだけで査定額に大きな差があったり、逆にほとんど差がないケースがあります。下取りに出すか迷っている方は、下取り額によって売却を決めるといいと思います。
端末の状態が条件の範囲内であること
ワイモバイルの下取りは、端末の状態によって引き取ってもらえるかが決まっています。
それが以下の条件です。
- 電源が入る
- スリープボタンが正常
- 個人データ初期化済
- 各種ロックの解除
- 端末の製造番号が確認できる
- メーカーの保証外ではないこと
ワイモバイルの下取りで必ず求められるのは、電源の入電とIMEI番号の確認(インターネット利用制限○)です。この2つを確認するまでの動作に問題がある場合は「下取り不可」となります。
また、ワイモバイルの下取り額は正常な端末と故障品では大きく変わります。
故障の基準については残念ながら公式サイトにも記載がありませんでした。故障が顕著な場合はオークションやフリマサイトで売却したほうが高くなるケースもあるので、そちらを考慮して見てもいいかもしれません。
詳しくは筆者の下取り体験記事にて掲載しています。
下取りの方法は店頭回収と郵送の2通りがある
ワイモバイルの下取りは、店舗で直接引き取ってもらう方法と、後日送られてくる送付用キットで郵送する方法の2通りあります。
もちろんどちらで申し込んでもかまいません。ただ、私が店員さんから聞いた話によると査定基準は、店頭回収の方が甘く、郵送だと厳しい印象を受けました。
端末の状態が悪い方は、店頭で査定を受けたほうがいいと思います。
ちなみに、郵送で申し込めるのはオンラインからのみです。
オンラインからの申し込みは「ワイモバイルの契約」+「下取り」を同時に申し込む場合だけしか申し込めません。
下取りのタイミングはYmobileとの契約時でなくともよい
端末の下取りは、契約時に一緒に申し込むのが一般的かと思います。しかし、必ずしもそうしなければならないわけではありません。
ワイモバイルの下取りは、ワイモバイル契約日の翌月末まで申し込むことができます。契約した後日に「下取りの申し込みをしたいんですけど…」といえば下取り対応のショップなら対応してくれます。
ですから、今まで使っていたiphoneをipod touchとして使おうか悩んでいるなんて場合も、契約時に判断する必要はなく1ヶ月間は試せます!
下取り額は定期的に下げられている
とはいえ、下取りに出すなら早く申し込んだ方が良いのも事実です。なぜなら、下取り額は定期的に下げられているからです。
私がワイモバイルと契約した2018年3月28日時点ではiphone6の下取り額は18144円(月額756円引き)でした。しかし、4月に月替わりした瞬間から7776円(月額324円引き)に値下がりしていました。下がり過ぎて一瞬冷や汗をかきました(笑)
どうやら、1ヶ月または2ヶ月おきに査定額の改定が行われていることが多いようです。
ですから、下取りに出すのであれば早いタイミングで出した方がいいのは間違いありません。
ワイモバイルの下取り額が確定するタイミングは2通り!!
ワイモバイルの下取りでは契約後に下取り額が下がってしまった場合のみ対応策が設けられています。下取り額が確定するタイミングが2パターン用意されているんですよね。
それが以下の通りです。
- 契約時時点
- 下取りの申し込み時点
このどちらかで判定されます。つまり、契約時時点で判定されれば、改定前(下取り額が下がる前)の査定額で下取りしてくれる可能性があるということですね。契約していれば・・・。
「契約時時点」で判定される条件は、契約から30日以内の下取り申し込み
詳しい条件についてはYmobile公式サイトに載っていました。以下は抜粋です。
<店頭でのお申込み場合>
契約申込日を1日目とし、30日以内に本キャンペーンお申し込みの場合:契約申込日時点の割引金額
契約申込日を1日目とし、31日以降に本キャンペーンお申し込みの場合:本キャンペーンお申し込み日時点の割引金額<郵送でのお申込み場合>
送付キット受け取り日を1日目とし、14日以内に弊社が下取り対象機種の受領を確認した場合:<店頭で下取りの場合>の条件に準じる
送付キット受け取り日を1日目とし、15日以降に弊社が下取り対象機種の受領を確認した場合:当該端末の受領確認日時点の割引金額※※送付キットのお受け取りや下取り機種ご送付の状況により、<店頭で下取りの場合>の条件に準じた割引金額となる場合があります。
ようするに、店頭、郵送どちらの下取り方法にせよ、契約日を含めた30日以内に申し込みが受領されると、契約申し込み時点での査定額になるということですね。
例えば、4月1日に契約したとすると、「契約申し込み時点」と判定されるのは4月30日までとなります。下取りに申し込めるのは契約の翌月末までです。つまり、5月1日から5月31日までは下取りに申し込めるけども、下取り額の判定は「下取り申し込み時点」となってしまいます。
ややこしいですね。
よくわからんかったという方は、契約から30日以内に下取り申し込みを済ませておけばいいんだなと覚えておくといいんじゃないかなと思います。ただ、郵送の場合は送付キット受け取った日を含めて14日以内に端末をYmobileに受領してもらうという条件も満たさないといけないのでそちらも注意しましょう!!